スウェーデン式予防プログラムSweden program
皆さんはどんな時に歯医者さんに行かれるでしょうか。
歯が痛いとき?歯茎が腫れたとき?
もちろん治療も大切ですが、当院が力をいれているのは、その前。
「定期的なメンテナンスで、虫歯や歯周病を予防すること」です。
当院のスウェーデン式予防プログラムでは、まずご自身の口腔内の状態を理解するところからがスタートです。
レントゲンと口腔内写真を隅々まで撮影しご自身のお口の状態とプラーク付着箇所をしっかりと知って頂き、歯磨きとフロスでの清掃方法をご指導いたします。

また、食事等の生活習慣を伺うとともに、
スウェーデンなどの予防歯科先進国で活用されている唾液検査キットを使い目に見えないリスクを評価します。
そして患者様お一人お一人に合った虫歯予防の方法をご提案致します。
虫歯や歯周病になってからの治療では、痛みや時間、費用が多くかかるだけではなく歯を失う可能性もあります。
定期的なメンテナンスで正しい歯磨き・フロスのやり方を身につけ一生涯ご自身の歯で食事ができるようサポート致します。
診療の流れ
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1. 初診
・ 問診
・ 診査
・ レントゲン撮影
・ 患部の応急処置(患部がある場合)問診
診査
レントゲン撮影
患部の応急処置のみ優先的に行い、スウェーデン式予防プログラム完了後、全体的な治療を行います。
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2. スウェーデン式予防プログラム(全4回)
・ 精密検査
・ 唾液検査
・ 口腔内写真撮影
・ 説明
・ TBI(歯磨き・デンタルフロス指導)
・ PMTC(クリーニング)精密検査
唾液検査
口腔内写真撮影
治療の前にご自身の口腔内の状態や虫歯・歯周病の予防方法、正しい歯磨きの方法をご理解・習得していただきます。
今後のご自身の健康を保つための大切なプログラムです。
3. 虫歯治療
・ かぶせもの,詰め物治療
・ 根の治療
・ 欠損歯の治療

一般的な歯科治療です。拡大鏡等を用い精密な治療を行います。
3. 歯周病治療
・ 歯周病検査
・ 病原性歯石の除去
・ 歯周外科治療

歯茎の下に潜っている病原性の高い歯石を除去する治療です。
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4. 定期健診
・ 問診
・ 精密検査
・ TBI(歯磨き指導・デンタルフロス指導)
・ PMTC(クリーニング)問診
精密検査
虫歯・歯周病は継続管理していくことが大切です。年に数回は、ご自身の歯磨きを見直しましょう。
セルフケアの重要性
皆さんセルフケア(毎日の歯磨き)にデンタルフロスを併用されていますか。
当院でも、初診でいらした患者様に伺うと
「毎日きちんと歯磨きしています」という方がほとんどですが、
デンタルフロスを使用している方は少なく、また今まで歯医者で
「歯磨き指導」は受けたことがあるが、「デンタルフロスの指導」は受けたことがないという方がとても多いです。
ですが、これはとても勿体ないことです。
汚れが溜まりやすい場所=虫歯が出来やすい場所は、
「歯と歯の間」、「奥歯の溝」、「歯の根元」ですが、
「歯と歯の間」はほとんど歯ブラシでは磨くことが出来ません。


ここで、活躍するのがデンタルフロスです。
また、口腔内の状態によっては歯間ブラシも必要となります。
慣れないうちは難しいかもしれませんが、プロフェッショナルである当院の歯科衛生士が、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方、ご自身にあったデンタルフロス等の選び方をサポート致します。
「セルフケア(毎日の歯磨き)を高めること」が、虫歯・歯周病を予防するために最も重要なことです。
そこで、当院の「スウェーデン式予防プログラム」は、セルフケアの知識や技術を高めることに特化しております。
プロフェッショナルケア
当院では、3~4か月に1度の定期健診を推奨しております。
定期健診では、プロフェッショナルケア(歯科衛生士によるクリーニング)とセルフケアチェックを行います。
まず、プロフェッショナルケアでは専用の器具を使い、セルフケアでは取り切れなかったプラークを除去し、新たなプラークが付着しにくくなるよう歯の表面を磨き上げます。
最後に虫歯予防に効果的なフッ素を塗布します。

また、セルフケアチェックでは、プラークの付着率や出血率などから毎日の歯磨き・デンタルフロスのチェックを行います。
定期的に健診を行うことで、毎日のセルフケアを見直すことができ、
ご自身では気づかなかった磨き残しの癖や、虫歯・歯周病の早期発見に繋がります。
当院の「スウェーデン式予防プログラム」は、効果的なセルフケアを身につける為のプログラムです。
一生涯ご自身の歯で食事を楽しめるよう毎日のセルフケアで虫歯・歯周病を予防しましょう。