- 白い歯になりたい
- 歯の黄ばみをなくしたい
白い歯は清潔感やいい印象に繫がります。
そのため、営業などのビジネスマンの中にも近年はホワイトニングをされる方が増えています。
歯を白くしたい、黄ばみが気になると感じたら、お気軽にお尋ねください。
*ホワイトニングはお口の中の状態が安定している必要があります。
むし歯・歯周病などがありましたら、治療完了後にホワイトニングを行います。
歯科医院で行う
ホワイトニング
ホワイトニングを大きく分けると、ご自身で行うセルフホワイトニング、歯科医師や歯科衛生士に行ってもらう医療ホワイトニングの2つに分ける事ができます。
この2つには大きく異なる点があります。
それは「過酸化水素」という薬剤を使用できるか・できないかという点です。
「過酸化水素」とは、わかりやすく言うとオキシドールの濃いものです。(オキシドールは2.5%~3.5%過酸化水素の事を指します)
過酸化水素には殺菌・漂白作用がありますので、傷口の消毒や衣料用漂白などにも利用されています。
歯のホワイトニングの場合は30%程度の、高濃度の過酸化水素を利用します。
この濃度の過酸化水素は劇物に当たります。
歯に用いる場合、用法を間違うと危険なため「歯科医師もしくは歯科医師の指導の下、歯科衛生士が処置すること」と薬事法で決められています。
過酸化水素を使う場合と使わない場合の違いとして、表面の汚れを落として歯本来の色に戻すのはセルフホワイトニング、つまり過酸化水素を使わない方法。
本来の歯の色以上に白く漂白していくのが医療で行うホワイトニング、つまり過酸化水素を使う方法です。
一番大きな違いは、医療のホワイトニングは歯そのものを元々の歯の色以上に白くするのに対し、セルフホワイトニングは、歯についているステインなどの着色を落とし、自分の元の歯の色にするという点です。
つまり、歯そのものを自分の元の歯以上に白くできるのは医療でのホワイトニングだけということです。
そのため、終わった後の効果というのも大きな違いが見られます。
ホワイトニングの方法
一般的に過酸化水素を利用した医療で行うホワイトニングの方法は、以下の3つになります。
オフィスホワイトニング(光を当てるもの)
歯に薬剤を塗ってLEDやレーザーなどを当てて白くしていきます。 その場で白くなるため、白さの実感が得られやすいという特徴があります。
- メリット
- ・歯科医師の管理のもと、確実なホワイトニングができる。
- ・1〜3回ほどの来院(1週間おき程度)で効果を実感できることが多い。
- ・歯科医院にお任せなので、安心して受けられる。
- ・歯がしみたとき、すぐに対応してもらえる。
- デメリット
- ・チェアタイムが長い。
- ・塗布+照射を3クール行うとすると、1回の受診で60分程が目安。
- ・ホームホワイトニングに比べると歯がしみやすい。
ホームホワイトニング(カスタムトレーを利用するもの)
歯科医院で歯科医師や衛生士に利用方法を指導してもらい、カスタムトレーと薬剤を処方されるというものです。
ホームホワイトニングには、インターネットなどで薬剤を個人輸入して利用するということもできるそうですが、これはあくまで自己責任での利用となるため、おすすめできません。
またホームホワイトニングは効果を感じるまで時間がかかり、2週間〜1ヶ月ほど毎日利用して「白くなったかも?」というものなので、しっかり使うことが重要です。
- メリット
- ・歯医者さんに通う回数を減らせる。
- ・自分の好きな時間にできる。
- ・オフィスホワイトニングに比べ知覚過敏が起きにくい。
- デメリット
- ・効果が出るまでに時間がかかる。
- ・継続して使用する意志が必要。
- ・カスタムトレーと薬剤の管理が必要。
- ・色の濃い飲食物を控える期間が長い。
ウォーキングブリーチ(神経のない歯に行うもの)
虫歯や外傷などで神経が死んでしまい黒ずんでしまった歯に対して行う方法になるため、他のホワイトニングのように歯全体というより、その歯だけに行うものになります。
*ウォーキングブリーチはオフィスホワイトニングやホームホワイトニングと異なり神経を取った歯1本を対象とします。
神経を取った歯に対する治療の選択肢としては、ウォーキングブリーチもしくは、セラミック治療(冠を被せる)となります。
セラミックブリーチとセラミック治療を比べたものをご紹介します。
ウォーキングブリーチ
- メリット
- ・比較的安価にできる。
- ・歯を削る量が少ない。
- デメリット
- ・後戻りするので、定期的に行う必要がある。
- ・周りの歯と色が合わないことがある。
- ・劇薬を使う。
ラミック治療
- メリット
- ・自分の色と合わせられるので、自然な仕上がりになる。
- ・変色しない。
- ・プラークが付着しにくいため二次虫歯になりにくい。
- デメリット
- ・費用がかかる。
- ・歯を削る必要がある。
タイプ別おすすめ
ホワイトニング
上記の事を踏まえてタイプ別に簡単におすすめの方法をまとめてみました。
■ 早く白くしたい、白くしたいけど自分でやるのは面倒
→オフィスホワイトニング
■ 通えない、自分のペースで白くしたい、歯がしみるのが気になる
→ホームホワイトニング
■ 徹底的に白くしたい
→ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの併用(デュアルホワイトニング)
ホワイトニング後のケア
飲食物、嗜好品に気をつける
〈飲み物〉コーヒー・紅茶・コーラ・赤ワイン
〈食べ物〉カレー・ミートソース・トマトソースや醤油を使った食べ物
*たばこやヨード系のうがい薬も注意!
知覚過敏への対応をする
知覚過敏が心配な方は、知覚過敏を抑制するための処置や処方を受けましょう。
心配な方は比較的知覚過敏の症状がでにくいホームホワイトニングがお勧めです。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるには
- ①定期的に歯科医院のメインテナンスでクリーニングを受ける。
- ②タッチアップ(追加で行う軽いホワイトニング)を行う。
当院のホワイトニング
*現在、当院ではホームホワイトニングのみ行っております。
- カウンセリング
- カスタムトレー作製用の型取り
- カスタムトレー・ホワイトニング薬剤お渡し
- アフターカウンセリング
- メインテナンス・タッチアップ(希望者)